アイルランド留学・ワーホリで保険費用を安く抑えたいけど、どうしたら良い? クレジットカードと併用できる?
アイルランドでワーホリをする際は、ビザの発行に海外保険が必須のため気になりますよね…!
結論から言うと、保険費用を安く抑えたい場合は年会費無料の「エポスカード」海外保険利用付帯の併用がおすすめです。また、日本以外の保険会社を利用することでより費用を抑えることができます。
日本の保険会社は原則出国日から保険に入る必要があるため、エポスカードと海外保険を併用するなら日本以外の保険会社の方が相性の良い場合も。
本記事では、実際にエポスカードと海外保険を併用してアイルランドワーホリビザを申請した筆者が、その方法やおすすめの安い海外保険会社について紹介します!
この記事を読めば、海外保険の費用を抑えることができるだけでなく、使い方についても理解できますよ。
保険内容よりも、安さを重要視したい方におすすめの内容です◎
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アイルランドワーホリでクレジットカード(エポスカード)海外保険が利用できる条件
在日アイルランド大使館のWEBサイトの「よくある質問」には、以下のような記載があります。
Q. クレジットカードについている医療保険数か月分と別途加入した海外医療保険を合わせて滞在期間分をカバーして、提出しても問題ないでしょうか。
A. 海外滞在期間中にクレジットカード医療保険が切れる日と別の医療保険の有効開始日の間に医療保険にカバーされていない日がないものをご用意頂ければ受付可能です。
引用元:在日アイルランド大使館HP「よくある質問」より
そのためクレジットカードの保険も大丈夫だと思いツイートしてみると、「クレカ保険との併用は不可だよ」という意見がちらほらあり不安に…。
アイルランドのワーホリビザ申請Q&Aを見ても、やっぱりクレカ3ヶ月+残り9ヶ月別の海外保険で行けそうな🤔念のため直接問い合わせてみるか🧚♂️ pic.twitter.com/Q7xWC4ccTD
— カナミ🇮🇪アイルランドワーホリ (@kanammmiii) March 21, 2022
そこでアイルランドワーキング・ホリデープログラム申請センターに直接メールで問い合わせてみたところ、以下のような回答をもらいました。
海外医療保険に関してですが、クレジットカードを持っているだけで自動的に付帯される(自動付帯&利用付帯)の保険と海外医療保険の併用は可能と思われます。書類ご準備の際に以下の点に留意下さいますようお願い致します。
・クレジットカード(自動or利用付帯)の保険書類に、海外滞在期間分の事故やケガ等をカバーされていることを明記されていることを確認頂き、英文(原本)とコピーをご提出下さい。
・クレジットカードの保険と海外医療保険の間に、適用外の期間(保険でカバーされていない期間)が無いようにご準備下さい。
※2022年申請時
可能と思われます…という曖昧表現でしたが、可能でした笑。
そういえばアイルランドワーホリビザの保険は、自動付帯のクレカ3ヶ月+残り普通の海外保険9ヶ月で通りました🙆♀️保険料節約したい方には良いかもです〜! https://t.co/tK7KytSPOm
— カナミ🇮🇪アイルランドワーホリ (@kanammmiii) April 30, 2022
私は実際に、クレジットカードの海外保険自動付帯を通常の海外保険と併用して、アイルランドワーホリのビザ申請ができました。
そこで、海外保険のクレジットカードで最強と言われている「エポスカード」と併用したので(当時2022年)、エポスカードがおすすめな理由や海外保険適用ルールなどを次の章で紹介していきます。
エポスカードの海外保険適用内容|アイルランドワーホリビザ申請可能
エポスカードが海外保険利用に最強と言われている理由は、以下の通りです。
- 年会費無料
- 旅行代金(ツアー料金・交通費等)を支払うだけで海外保険が無料で適用される
年会費無料×旅行代金支払いで利用付帯になるクレジットカード会社は多くはないので、この2つの条件がエポスカードが最強と呼ばれているわけです。
そんなエポスカードをワーホリで利用する際に知っておきたことを、以下の順で紹介します。
それぞれチェックしていきましょう。
エポスカードの保険内容
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
障害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
障害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
※携行品損害は、1個・1組・1対あたり10万円限度。
上記の通り、 オプションの追加料金で携行品保険をつける保険会社もあるので、無料なのについているのはありがたいです。
私はアイルランド観光2日目にデビットカードとカメラを失いました笑。その経験より、携行品保険はあると良いなと思いました…!
そのほか、日本の海外保険の中では安価でワーホリ利用者の多い「たびほ」と比較してみましょう。こちらは1年で15〜25万円ほどの保険内容です。
保険料節約プラン | |
---|---|
治療・救援費用 | 1000万円 |
個人賠償責任 | 1億円 |
携行品損害 | 30万円 |
航空機寄託手荷物遅延(実損払型) | 10万円 |
航空機遅延(実損払型) | 2万円 |
テロ等対応保険金(日額) | 1万円 |
弁護士費用等 | 100万円 |
傷害死亡 | 1000万円 |
傷害後遺障害 | 1000万円 |
疾病死亡 | 1000万円 |
当然ですが、普通の海外保険(1年で15〜25万円)の方が保険内容が手厚いです。
でも、少しでも海外保険料を抑えたいからクレカと併用したい…!
エポスカードの利用付帯の海外保険は、「とにかく保険費用を抑えたい!」という人のみ利用するのが向いています。
私は節約したかったのと、エポスカードは利用付帯で保険期間が被るのがもったいなくて併用しました。
エポスカードの利用付帯のルール
エポスカードの利用付帯のルールは、以下の通りです。
- 旅行代金(交通費等)をエポスカードで支払う
- 住居を出発してから住居に帰宅するまで海外保険が適用
- 毎年4月1日に保険の限度額がリセットされる(一度限度額まで保険を利用したら4/1まで利用できない)
住居を出発してから保険が適用となるため、出国する日から海外保険が適用される認識になります。
ただし、エポスカードの海外保険利用の条件としては「海外旅行」を想定としてるため、長期だとどれくらいの期間適用されるかは不明です(2023年10月以前は90日間でした)。
短期の留学を想定されている方は問題ないかもしれませんが、長期での留学やワーホリを考えている方は直接電話で伺うことをおすすめします。
海外保険の証明書を発行してもらう時に直接問い合わせすると思うので、そのときに聞いてみましょう!
1番気をつけるべきことは、アイルランドワーホリのビザ申請の際に保険に入っていない期間を作らないようにすること。ちなみに、出国日は1日目として換算されません。
例:7月5日出国なら7月6日から90日間カウントされて、10月3日の日本時間まで保険が適用される
日本時間で…というのが不安だったので、念の為私はエポスカードの保険最終日と、海外保険の初日を被せました。
エポスカードは利用付帯で且つ住居を出たときから付帯になるので、特に適用ルールを難しく考える必要はありません◎
エポスカードを利用することで、一定の期間の保険料が浮くのはとても大きい節約になります。それにクレジットカードの携帯は、カード社会の海外生活では必須アイテム!
エポスカードを持っていて損することが何一つないので、ぜひ以下の公式サイトから発行してみてください。年会費は無料ですよ。
エポスカードの海外保険の利用方法
私はアイルランドのダブリン観光中にデビットカードとカメラを盗難されたので、「エポスカード海外旅行保険事故受付センター」に電話しました。
海外からの通話なのに通話料は無料なので助かった;;
ただ問い合わせが多いのかなかなか繋がりません。。15分かけっぱなしにして、やっと繋がりました!
電話で聞かれたことは以下の通り。
- 盗まれたものは何か、ブランドは何か、特徴や商品名や料金(領収書があればその写真やコピー)
- どこでいつ盗まれたのか
- 盗まれた状況はどうだったか
- 電話番号など基本情報
確認のために折り返しの電話をもらえるのですが、私はアイルランドワーホリを始めて慌ただしい状況だったので、家族に代理でお願いしました。
保険を適用させるために書類を送ってもらうのですが、それも私は日本の住所にして家族に代理でお願いしました。全て自分で行う場合は、手書きでなくweb上でも可能か確認した方がいいと思います。
事後連絡は30日以内必須ですが、書類の返送は急ぎではなかったと思います。
全て対応し終えて1ヶ月後ほどで、盗まれたカメラのみ全額返金されました! 6万円ほどしたので本当に助かった…。
ワーホリ中は何があるかわからないので、病気よりも発生確率の高そうな荷物保険が利用付帯のエポスカードは最強だと思います!
アイルランドは比較的安全な国だけど、備えあれば憂いなし!
ぜひエポスカードも利用して、海外保険費用を抑えつつワーホリに行きましょう*
安い海外保険2選(アイルランドワーホリ可)
クレジットカードと併用してアイルランドワーホリに行くことにしたけど…カードの保険期間以降はどの保険会社を使えばいいの?
私が海外保険で重視しているのは、「最低限の保険内容で費用が安い」です。
また、紹介する保険会社は海外にいても申請できるので(日本出国時点の日付でなくても良い)、クレジットカードの併用にぴったりな上に海外でビザを更新するときにも便利。
ということで実際に私が使っている保険会社と友達が利用している保険会社を、以下の順でさくっと紹介していきます。
それぞれ見ていきましょう。
ステップイン旅行保険
これは私がアイルランドワーホリで実際に利用している、ドイツの海外保険会社です。
エコノミープラスプラン/~39歳までなら月59ユーロ(12ヶ月で708ユーロ)
利用の決め手は以下の3つ。
- 日本の海外保険と比べて8〜10万円ほど安い
- 日本語対応サポートあり(現地病院でも通話等で通訳サポート)
- EU圏内なら保険適用内
- 留学エージェントに勧められたから
内容重視でない私は、上記の点で選びました。
海外保険利用時に全て英語で案内されても英語初心者にはわからないので、日本語対応なのは助かります。
また、アイルランドにワーホリや留学をするほとんどの人が海外旅行に行くと思いますが、EU圏内なら保険適用内なのはとってもうれしいですよね。
メールでの質問に対しても丁寧に答えてくれるので、まだ病院で保険の利用はしていませんが個人的にはおすすめです。
海外旅行傷害保険 グローブパートナー
グローブパートナーは海外生活の長い友達が利用しており、「安いし良いよ〜」とおすすめしてもらったドイツの保険会社。
~35歳までで日本→ヨーロッパへの渡航は12ヶ月で540ユーロ
グローブパートナーは低価格なのに、緊急歯科治療が元々ついているのが高ポイント。日本語対応のアシスタンツサービスもあります。
ステップイン旅行保険は、3番目に高い保険プランなら歯科治療はついていますが費用が高いので…。
プランや年齢によりますが、ステップインよりも低価格で海外保険に加入することができますよ。
まとめ:アイルランドワーホリならエポスカードと併用して海外保険の利用がおすすめ
エポスカードの海外保険利用付帯と、安い海外保険会社について紹介してきました。
エポスカードは年会費無料、そして旅行代金(ツアー料金・交通費等)を支払うだけで海外旅行傷害保険が適用(利用付帯)なので、発行必須のクレジットカードです。忘れずに発行しておきましょう。
また、長期の海外保険なら、日本の保険よりも海外の保険会社が安いのでおすすめです。自分が必要とする保険内容を確認した上で、アイルランドのワーホリビザの申請をしましょう。
海外保険だけでなく、日本の国民健康保険の対応なども、ワーホリに行く前に対応を忘れずに!
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