
語学学校がたくさんありすぎてどこを選んで良いかわかならい⋯。
語学学校を料金だけで選んで失敗した経験のある私が解説します⋯!

語学学校選びで重要なのは、その語学学校の評判が良いか悪いかよりも「あなたに合った語学学校かどうか」。これを見極めるには、自分が何を一番重視するのかを考えて選んで行く必要があります。
そこで本記事では、カナダ留学とアイルランド留学・ワーホリをして合計3校に通ったことがある筆者が、失敗しない語学学校の選び方を解説します。

語学学校の1日体験も含めたら、8校くらい経験があります。
この記事を読めば、語学学校の特徴やあなたに合った選び方がわかり、私や周りの友達の実際の体験談から避けたほうが良い語学学校の特徴もわかりますよ。
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アイルランド留学・ワーホリの語学学校の選び方のポイント6選

語学学校ごとに授業のスタイルやコース、料金や学校の雰囲気などが異なります。
そこで選び方がわからず「口コミが良いからここにしよう」「料金が安いところでいいや」と適当に決めてしまうと、後悔することになる可能性が高いです。

格安校の短期間だとしても大体15万円以上はかかるので⋯。
そこでまずは、語学学校の選び方の基本となる6つの項目を紹介していきます。
それでは順番に見ていきましょう。
都市・立地を考慮する
都市選びはかなり重要で、語学学校の費用も変わってきます。都市ごとに物価が違うからですね。
例えばアイルランドなら首都のダブリンと第二都市のコークで比べると、費用は€300以上ダブリンの方が高い傾向にあります。そのため費用を重視するなら、ダブリン以外を選ぶ方が良いことがわかります。

同じ語学学校のダブリン校かコーク校かで料金が違うので比較しやすいです。
また、語学学校の立地の確認も重要。少しシティセンターから離れた語学学校を選ぶと、シェアハウス次第ではバスの乗り継ぎが1回以上になったりするなど通うのが大変になる可能性もあります。
基本的にアイルランドに来るワーホリ・留学生の方は、最初にホームステイか学生寮を1ヶ月〜ほど確保するので、その後の引っ越し先によってはかなり交通の便が悪くなることも。

在宅危機のアイルランドでは家は選べる立場ではないので⋯。
他にも、ダブリン1地区は治安が悪いなど、その都市や場所によって心配なエリアもあります。そういったことも考慮しつつ、都市と場所選びをする必要があることに注意してください。
都市の選び方については以下の記事を参考にしてください。
>>アイルランド留学の人気3大都市&穴場を徹底比較! おすすめはどこ?
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アイルランド留学の人気3大都市&穴場を徹底比較! おすすめはどこ?
アイルランド留学で都市選びに悩んでいるなら、断然「コーク」がおすすめ! ただ都市ごとに特徴が異なるため、求めている条件によって住むべき都市は変わります。この記事を読めば、アイルランドのそれぞれの都市の特徴を理解して、どこに留学するべきかがわかりますよ。
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語学学校の費用
語学学校を選ぶ際に重要視される費用は、安いところから高いところまで幅広いです。一例として、Corkにある語学学校で比較してみました。
・格安校A:週15時間/25週間コース午前⋯€2,300
・通常校B:週15時間/25週間コース午前⋯€2,900
こんな感じで、€600も格安校と費用の差があったりします。もちろんこの例よりももっと費用の高い語学学校もあります。

それなら費用の安い語学学校のほうが絶対いいじゃない?
だからといって、費用だけで格安校を選ぶと失敗する可能性があります。費用によって語学学校のクオリティや生徒のやる気に差があるためです。
実際に私が格安校を選んでちょっと失敗⋯。その体験談については、この記事の中で所々語っているので最後まで見てくださね。
授業時間とコース
語学学校によって、基本的に授業時間は週15時間か週20時間から選べたり、固定で決まっていたりします。この5時間/週の差は意外に大きく、それも語学学校を選ぶ基準になります。
語学学校でがっつり勉強をしたい人は週20時間、そうでない人は週15時間の語学学校を選ぶのがおすすめ。
また、週20時間学ぶ語学学校の方が費用も高くVISA目的の学生も少ないことから、多国籍の傾向にあります。実際に私の友達が通っている語学学校はそうでした。

ヨーロッパ系の友達を作りたい場合は格安校だと難しい⋯。
その他、IELTSコースやビジネス英語コースなど、様々なコースを提供している語学学校もあります。特にIELTSコースがある語学学校は多く、試験に特化した英語学習をしたい人におすすめです。
あなたがどんなコースを選択したいかをしっかり考えたうえで、語学学校を選びましょう。
語学学校の設備

語学学校の設備とは、例えば校内の清潔感、トイレは十分に完備されているか、教室は勉強がしやすい環境かなど、さまざまな点があげられます。
アイルランドに渡航前の方は、語学学校のSNSやGoogleMap、または留学エージェントに聞いて確認してみましょう。
>>【まとめ】アイルランド留学エージェントおすすめ7選|ワーホリ対応
個人的に語学学校の設備で重要視していたり、これがあったら良いな〜というのは以下の4つです。
- 清潔感のある校内
- トイレが男女別々
- 4階以上の建物ではない(階段疲れるから)
- 出席システムが指紋認証じゃない
割とこれくらいなのですが、意外にも男女別々のトイレは比較的価格の安いダブリンの語学学校では見かけなかったです。(私が1日体験した語学学校の場合)
アイルランドの建物は古いことがほとんどで設備も古いことはよくあるので、あまり高望みはしないようにしましょう。

出席の指紋認証システムについては以下で語っています。
小規模校か大規模校か
語学学校の規模感によって、アットホームな学校か生徒同士の交流が少ない学校なのかなどといった特徴が出てきます。
基本的に小さめの語学学校はアットホームな雰囲気で、クラスも少ないことから語学学校のほとんどの人と顔見知りなんてことも。
ですが大規模校ですと、語学学校の校舎自体が同じ都市に2つ以上あったりして、校舎ごとに英語のレベルを分けているところもあります。
そうなると必然的に自分と違うレベルの生徒には会えなかったり、友達作りを重視している方は不満に思うかもしれません。

特にレベルが高めのB2以上のクラスからヨーロッパの生徒も増えてきます。
クラス替えで別の校舎になり、仲の良い友達と離れてしまうことも。

小規模校か大規模校かは語学学校の選び方として大きなポイントにはならないかもですが、一つの決め手として覚えておきましょう。
講師が英語ネイティブかどうか
もしネイティブ講師から英語を学びたいと思っている場合、事前にその語学学校にネイティブ講師がいるかをチェックすることがとても重要です。
特に格安校にはあまり英語ネイティブの講師がいません。私が格安校に通っていたときに担任になった講師の国籍は、主に非英語圏のヨーロッパの方やブラジルの講師でした。
中にはアイルランド講師もいましたが、国籍問わず「本当に英語講師?」と思うほど質問しても回答できない人も結構多かったです。

英語ネイティブというだけで採用されている感じも否めない講師もいる⋯。
講師の国籍によって良い悪いはありませんが、明らかに非英語圏の講師は発音が違います。そのため発音を重視している人は、ネイティブ講師比率の高い語学学校を選ぶことをおすすめします。

友達は発音を重視していたため、スペイン人の講師が担任のときにクラス替え希望を出したほどでした。
失敗しないアイルランドの語学学校の選び方5選

語学学校の選び方のポイントがわかったものの、実際に決めようとすると結局悩んでしまうと思います。
そこで以下の順に、語学学校の友達の意見も参考にどういった条件の語学学校やコースを選べば失敗しないかを5つご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
格安校を安さだけで選ばない
格安校は他の語学学校と費用を比べて明らかに安い、ラテンアメリカの生徒の国籍比率がかなり高いという特徴があります。中でもブラジル、メキシコ、チリ、アルゼンチンあたりが多く、特にブラジル人の比率50〜70%以上の格安校がほとんどです。
これの何が問題かというと、ブラジル人ならポルトガル語、他のラテンアメリカの国は大抵スペイン語を話すということ。授業中でもポルトガル語とスペイン語が飛び交い、非英語圏の講師も生徒一緒に母国語で会話することもあります。

講師がスペイン語で生徒と会話していて、ちょっと引きました笑。
また、語学学校で友達を作ろうにも彼らのコミュニティはすでに出来上がっている状態。そのため一緒に遊べたとしても、母国語で話すので会話に入れません。
実際に私はメキシコ人の友達が複数いますが、一人誘うともれなく他のメキシコ人がセットでついてくる。誘ったのは私だけど、彼らはお構いなくスペイン語で会話しまくるということが何度もありました笑。

母国語で時々会話する分には良いけど、90%母国語⋯。
また、格安校の生徒のほとんどが「出稼ぎ」「VISAのため」だけに語学学校に来ているため、語学学校が終わったあとはみんなバイト先へ直行。だからこそ、格安校で学校外でも遊びに行けるような友達を作るのは難しいです。
そのため格安校を選ぶ際は、あなた自身も「出稼ぎ」「VISAのため」という理由であれば安く語学学校へ行けるのでおすすめです。そうでなければ、格安校は避けたほうがいいでしょう。

格安校が悪い訳でないけど、自分の目的に合わせて選ぶのが大事!
市内中心でバス停近くの語学学校を選ぶ

アイルランドの中でもダブリンにワーホリや留学で2ヶ月以上語学学校に通う方は、なるべく市内中心でバス停近くの語学学校を選びましょう。
理由は、アイルランドでは空き部屋が少なく場所を問わず家を探さなくてはいけない状況で、市内中心の語学学校でなければバスの乗り換えが必要になったり通学に1時間以上かかったりする可能性があるからです。
雨風が強い日も多く、バスの遅延も当たり前のアイルランド。そんな中でホームステイ先やシェアハウスが遠い場合、遅刻もしかねないのでかなりのストレスになります。

語学学校の友達はバスの遅延でよく遅刻しており、危うく退学に。出席率に関わるので気をつけて!
ただ1ヶ月程度しか語学学校に通わないのであれば、短期間なので語学学校の立地はあまり気にしなくても良いと思います。
生徒が多国籍である
先ほどの「格安校を安さだけで選ばない」で紹介した通り、格安校はラテンアメリカ系の生徒が多くすでにコミュニティが出来上がっているため、その輪に入ることが非常に難しいです。
そのため多国籍の語学学校であれば、国ごとの大きなコミュニティは少なく友達ができやすいのが特徴です。また多国籍であれば、英語でコミュニケーションを取ることがほとんどなので英語学習にも好条件。
国籍比率はそれぞれの語学学校ごとに事前に調べる必要がありますが、格安校にはほとんどラテンアメリカ系が多く集まっていると考えていいでしょう。

モロッコや南アフリカあたりの生徒も格安校に多くなってきています。
語学学校の醍醐味は英語学習以上にも「世界中の友達が作れる」「情報の収集ができる」ことだと私は思っています。もしその点に重きを置くようであれば、多国籍の語学学校を選ぶことをおすすめします。
午前クラスを選ぶ
語学学校は午前クラス(9:00〜12:15)か、午後クラス(13:00〜16:15)を選べるようになっていて、午後クラスの方が費用が安いのが特徴。※時間割は学校による
ではなぜ午前クラスをおすすめするかと言うと、早く授業が終わるためできるバイトの幅が広がったり、学校後の時間が自由でよりアイルランド生活を満喫できるからです。

費用も大事だけど、それ以上に大事なこともある!
お昼に学校が終わればカフェバイトや保育園、アパレルショップなど多くの職場がバイト先候補になりえます。ですが午後クラスですと、単純に時間帯の問題でバイト探しが午前クラスよりは難しくなります。
また主に格安校の場合になりますが、午後の生徒は費用の安さからVISAのために来ている人も多く、授業に真剣に取り組む生徒も比較すると少ないため避けたほうが無難です。
Google Mapレビューの低評価を参考にする

Google Mapのレビューで語学学校のことが完全にわかるわけではありませんが、その中でも低評価はかなり参考になります。
例えば私の通っていた語学学校を例にあげると、出席システムが指紋認証でした。それに文句を言っている生徒がほとんどで、それはGoogle Mapの口コミにも書かれています。
アイルランドではバス遅延は当たり前、雨風の強い日も多く遅刻をしていまう生徒が多くいて、たった0.1秒でも教室に入るのが遅ければ欠席扱いになってしまうということ。

9:15まで出席扱いなら9:14:59までに指紋認証出席をしないといけませんでした汗。。
余裕を持って登校してもバスの大幅遅延は本当によめない。。

他にも、指紋認証がうまくいかなかったり、時間前に到着しても前の生徒が指紋認証中で欠席扱いになって講師に都度その旨を連絡する生徒など⋯とにかく面倒くさい状況でした。
学生ビザの場合は出席率が命なので、この指紋認証システムが嫌で更新時には語学学校を変える生徒もいたほど。こういった部分は口コミからしか読み取れません。
また、良い口コミに関しては語学学校のスタッフが口コミをするように促しているケースもあります。私の通っていた語学学校は通う前のサポート対応の口コミを促しており、学校そのものとは関係のないレビューで溢れています。

なので★1のレビューはリアルな語学学校に対するレビューが多い。
自分自身が実際に語学学校に通ってそのあとに口コミを見ると、★1レビューの評価がリアルで共感しかありませんでした。
そのため、個人的にはGoogle Mapレビューの低評価を主に気にして見てみることで、語学学校の選び方が簡単になり失敗を避けやすくなるように思います。

他にも私の通っていた所はコース修了証明は紙ではなくデータのみ、格安校だなぁと感じました笑。
まとめ
アイルランドの語学学校の選び方について紹介してきました。
アイルランドの語学学校の選び方は、まずは以下の6つの項目を軸に考えてみましょう。
大体自分がどんな語学学校が良いか絞れたら、以下の5つの項目に気をつけながら選びましょう。
この2ステップで、基本的にはあなたに合ったアイルランドの語学学校を選ぶことができると思います。

でもやっぱりイメージが湧きづらいから、他の人の意見も聞きながら語学学校を選びたい⋯!
まだまだ語学学校選びに悩むなら、留学エージェントと相談しながら語学学校を選ぶことをおすすめします。
>>【まとめ】アイルランド留学エージェントおすすめ7選|ワーホリ対応
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【まとめ】アイルランド留学エージェントおすすめ7選|ワーホリ対応
アイルランドの情報はまだ少ないこともあり、留学エージェントの利用は必須。そこで実際にアイルランドワーホリで留学エージェントを利用した筆者が、選び方からおすすめの留学エージェントまで解説します。この記事を読めば、失敗することなく留学エージェントを選ぶことができますよ。
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