ワーホリでバイトするのに必要な英文履歴書ってどう書いたらいいんだろう…?
英文履歴書(レジュメ)は、英語で書かなくてはいけないから不安ですし、日本の履歴書と同じ形式で良いのかなどわからないことだらけですよね。
英文履歴書の書き方は、以下の6ステップで順番通りに書くのが基本です(正解はありません)。
- Personal Data/Contact information(個人情報/連絡先)
- Objective(志望動機)
- Skills and Qualification(技能と資格)
- Education(学歴)
- Work Experience(職歴)
- Personal Profile(個人のプロフィール)
また、用紙や形式は自由ですが以下のような注意点があります。
- 年齢や性別、顔写真などは不要
- 形式は自由だけど手書きはNG
- 用紙は1枚に収める
- 動詞から書き始める
- 経歴や職歴は最新のものから書く
そこで本記事では、転職43回経験、カナダワーホリでは4ヶ月間で6つのバイトに受かった筆者が、英文履歴書(レジュメ)の書き方や作成時の注意点を解説します。
この記事を読むことで英文履歴書が作成できるだけでなく、書き方のコツやレジュメ作成ツールも紹介するので、すぐに作ることができますよ。
ワーキングホリデー用「英文履歴書(レジュメ)」の書き方5つの注意点
まず、英文履歴書は英語でレジュメと言います。CVという言い方を聞いたこともあると思いますが、この2つの違いは以下の通り。
- レジュメ(Resume/フランス語で抽象的・要約)…これまでの職務やスキルなどを簡潔にまとめた短めの文書
- CV(Curriculum vitae/ラテン語で人生の行路)…レジュメより詳細な文書。主に学術的な研究などに焦点を当てる
どちらでも問題ありませんが、本記事ではワーホリ用の簡潔にまとめた英文履歴書として、レジュメと呼びます。
カナダワーホリの時は、周りの日本人は「レジュメ」と言っていました。
そんな英文履歴書(レジュメ)を書く前におさえておきたい注意点は、以下の5つです。
順番に解説します。
年齢や性別、顔写真などは不要
日本の履歴書にあって、英文履歴書(レジュメ)に必要のないものは、次の通りです。
- 年齢(生年月日)
- 性別
- 顔写真
- 国籍
- 家族構成
書かなくても良い理由は、差別がないようにするためです。また、純粋に経歴などの情報から応募者を判断するという意味もあります。
上記は書く必要性がないだけで、書いてはダメ! ということではありませんので、そこは安心してください。
形式は自由だけど手書きはNG
日本の履歴書はある程度決まった形がありますが、英文履歴書はその点自由。ですが、結局書く内容はほぼ決まっており、普通に作成していけば似たような作りになるので、フォーマットはなくても似たような仕上がりになります。
形式は自由ですが、手書きはNGです! 理由は読みづらいのと、英文履歴書なのに丁寧さを感じられないから。レジュメを作成するためにも、ワーホリ先にパソコンはなるべく持っていきましょう。
用紙は1枚に収める
基本的にレジュメは、A4サイズの用紙に全ておさまるように記載しましょう。(正社員採用である場合はCVを作成し、より詳細に書く必要があると思います。)
それじゃあ職歴が収まりきらないんだけど…?!
職種が書ききれない場合は、直近の勤務先と応募先に即戦力となることを証明できる職種だけ記入すればOK♪
飲食店のアルバイト面接では、特に職歴に対するツッコミはありませんでした。ただスキルや経験はかなり聞かれます!
動詞から書き始める
英文履歴書の文章の書き方は、主語ではなく動詞から書き始めるようにしましょう。
「主語から書き始めてるから不採用」という話を、ワーホリ中に聞いたことはありませんが、できる限りルールは守るよう意識して書きましょう。
このルールを知ったのはワーホリ後半だったので、最初は主語から書いていました…が、受かりました笑。
経歴や職歴は最新のものから書く
日本の履歴書は過去のことから順番に書きますが、英文履歴書は最近のものから書き始めます。
レジュメなら、経歴や職歴はそんなに多く書かなくても問題ありません。
英語は文法も履歴書も結論ファーストって感じだね。
ワーホリ用英文履歴書(レジュメ)の書き方6ステップ|見本あり
英文履歴書は形式や言語が異なっても、結局は日本で書く履歴書の内容を英文にしたものなので、あまり難しく考える必要はありません。
翻訳機能は完璧ではないけど、ある程度は作成できます◎ できたレジュメは語学学校の先生や留学エージェントにチェックしてもらいましょ!
英語初心者は英文につまずくけど、書いちゃえば使い回しOKだよ♪
以下6ステップで、ワーキングホリデー用のレジュメの書き方を紹介します。
それでは順番に確認していきましょう。
※レジュメは自分なりの文章にした方が良いので、見本の英文は参考程度にしてください。
英語のできる知り合いに見てもらったりしたお陰もあり、当時は6件のアルバイトに受かりました◎
①Personal Data/Contact information(個人情報/連絡先)
英文履歴書の最上部に、次の4点を書きましょう。
- 名前
- ワーホリ滞在先の住所
- スマホの電話番号
- メールアドレス
名前だけ目立つように大きく、あとは箇条書きのような感じでサクッと書いてOKです。英語の住所は、以下の順で書きましょう。
- 部屋番号
- 建物名
- 丁目・番地・号
- 市区町村
- 都道府県
- 郵便番号
名前と同様に住所も逆から書き始めるので、間違えないように注意してください。
②Objective(志望動機)
自分が応募したい職種に合わせて、志望動機を書きましょう。そういう意味では、日本の履歴書の志望動機と書く内容は変わりありません。
どんなポジションを探していて、どんなことができるのかの概要を書いていれば、ワーホリのアルバイトなら問題ないでしょう。
本気で受かりたい職場があったり、バイト先が少ないワーホリ先なら、詳しく書いた方が良いかも…!
③Skills and Qualification(技能と資格)
箇条書きで、取得した資格や技能があれば書きましょう。用紙の余白に余裕があれば、縦に箇条書きを並べると見やすくてより良いです。
仕事に必要ない、またはアピール要素にならないものは省いても問題ありません。
医事コンピューター能力検定〜〜〜とかめっちゃ長いやつ省きました笑。
④Education(学歴)
新しい学歴から順番に、入学日と卒業日もあわせて書きましょう。ちなみに、私は専門学校と高校卒業まで書きました。
⑤Work Experience(職歴)
職歴も新しい職場から順番に書きましょう。書いたほうがいい内容は、次の通り。
- 会社名と職種
- 勤めていた期間
- どんなことをしていたのか
そこでやってきたことなど、スキルにつながることを箇条書きで書けばOKです。
このレジュメを見た面接官が、あなたを雇ったら助かる・即戦力になれると思わせられるように、しっかりアピールしましょう!
⑥Personal Profile(個人のプロフィール)
いわゆる自己紹介と、「私こんなことできます! 」ということをアピールをする場所です。②のObjective(志望動機)と被らないように使い分けましょう。
ワーホリ用の英文履歴書(レジュメ)の書き方のコツ
レジュメの書き方のコツとして、特に英語&ワーホリ初心者の方は次の二つのツールを活用するのをおすすめします。
順番に紹介します。
【初心者向け】英文履歴書作成ツールを利用する
ワーホリ用の英文履歴書は自由に作成するので問題ありませんが、だからこそどのように作成していいのかわかりませんよね。
そこで、マイルストーンカナダ留学センターが運営しているサイト「ワーホリシロップ」の「英文履歴書作成ツール」がおすすめです!!
作り方は超簡単で、以下のステップで完成します。
- ログインをする(新規アカウントを作成する)
- 表示される項目を順番に埋める
- マイページより3種類のフォーマットから好みのものをメールに送ってPDFをコピーする
たったの3ステップで、簡単にレジュメの完成! 「ワードが苦手」「英文履歴書の書き方の手順がわからない」という人は、迷わずこちらのツールを利用してサクッと作成しましょう。
カナダワーホリでは、このツールに頼って作成してました!
スペルミスを防ぐツールを利用する
スペルミスを防ぐ機能はいくつかありますが、誰でも手軽に利用できるGoogle拡張機能の「Grammarly(グラマリー)」がおすすめです。
Grammarlyはスペルミスや冠詞、文法などのミスを無料で直してくれる(正しいものを提案してくれる)便利なツール。
無料版は150個の基本的な文法ミスやスペリングのチェックのみ、有料版(月額$29.95)はより細かく訂正してくれます。とりあえずは無料版で試して、必要と感じたら有料版を購入すればOK。
ワーホリ用英文履歴書と合わせて用意したいもの
ワーホリ用の英文履歴書が一枚あればそれで十分ですが、次の二つもあると受かりやすくなるかもしれないので、できれば用意しましょう。
それぞれ解説していきます。
カバーレターを作成する
カバーレターとはレジュメと違って、自分をアピールするためのプラスαの用紙。ざっくり言うと簡易的な「あなたのプレゼン資料」的なもので、他人と差をつけたり、絶対に受かりたいバイト先があるなら書いた方が良いでしょう。
カバーレターに記載する内容は、以下の通り。
- 名前と連絡先
- 就きたい職種やポジション
- 応募した理由
- 資格やスキル
- アピール文章
カバーレターは必須ではないためここでは詳しく解説しませんが、用意しておくと役に立つのは間違いありません。
カバーレターの書き方については、「ワーホリバイト用「カバーレター」の書き方3ステップ|英語テンプレートあり」の記事を参考にしてください。
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ワーホリバイト用「カバーレター」の書き方3ステップ|英語テンプレートあり
カバーレターを作ってレジュメと一緒に渡すことで、よりバイトに受かりやすくなります。そこでワーホリバイト用のカバーレターの書き方を、見本と共に3ステップで紹介していきます。この記事を参考に、カバーレターを書いてワーホリバイトの採用に有利になれるようにしましょう!
続きを見る
カナダワーホリの時は、カバーレターの存在を知っている日本人留学生はほぼおらず、エージェントからも聞いたことすらありませんでした笑。
カバーレターがないから受からない! と言うことはないので、そこは安心してね♪
職種ごとにレジュメの書き方を変える
ワーホリに行く多くの人が接客業、特に飲食店でのバイトを希望すると思います。同じ飲食店でも、ポジションや業種によって内容は異なるので、次のような感じで作り分けるのをおすすめします。
- ホール用
- キッチン用
- カフェ(バリスタ)用
- スーパーのレジ用
- ウーバーイーツ用…etc
例えば、キッチンの仕事に応募するのに、レジュメに「保育園での経験があります!」「ホールが第1希望、キッチンが第2希望です!」なんて書いてあったら、他の「キッチン第1志望者」や「キッチン経験者」に敵わないのは一目瞭然です。
だからこそ応募先に合ったレジュメを書いて、ワーホリバイトを勝ち取りやすくしましょう!
結局大事なのって面接なのですが、結局1番見られているのってパーソナルな部分です。
一緒に働きたいって思ってもらえるようにがんばろ!
まとめ
ワーホリ用の英文履歴書(レジュメ)の書き方について紹介してきました。英文履歴書の書き方は、以下の6ステップで順番通りに書くのが基本です(正解はありません)。
- Personal Data/Contact information(個人情報/連絡先)
- Objective(志望動機)
- Skills and Qualification(技能と資格)
- Education(学歴)
- Work Experience(職歴)
- Personal Profile(個人のプロフィール)
また、用紙や形式は自由ですが以下のような注意点があります。
- 年齢や性別、顔写真などは不要
- 形式は自由だけど手書きはNG
- 用紙は1枚に収める
- 動詞から書き始める
- 経歴や職歴は最新のものから書く
英文履歴書がしっかり作られているだけでも面接につながりやすいので、今回ご紹介してきたことを参考に作成して見てください◎
レジュメ作成のサポートは、留学エージェントで行っているところも多いです。手数料無料のエージェントも多いので、ぜひ活用してみましょう。以下、参考の記事です。
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